脚は第二の心臓です。
歩く度に血液を心臓に送るポンプの役割があります。
脚は心臓から遠く、下の方にあるため、
血液の渋滞が起こりやすい部位です。
歩行は「ふくらはぎ」の筋肉運動で、
下半身にたまった静脈血液を心臓に押し上げる作用を
促進し，足の血行を高めます。
そしてからだ全体の血行を活発にします。

ラクシアはブーツを大腿部から足の甲部分まで脚全体を
優しく包みながら、加圧・除圧を繰り返します。
このマッサージによって、筋肉の収縮・弛緩と
同様の作用でリンパ液や静脈血の還流を促します。

「水圧刺激」という新しい発想から生まれた、
ウォーターベットタイプの全身治療システムです。
柔らかく、それでいて力強く、しかも心地よい、
｢水｣ならではの独特の刺激と浮遊感、
そして温かな開放感。
血行促進などの一般的なマッサージ効果に加え、
まるで雄大な自然に抱かれているような、
あるいは静かな波の揺らぎに身を任せているような、
上質のリラクゼーション効果が期待できます。

ウォーターベットタイプなので、
例えば腰が曲がっている患者さんでも大丈夫。
たっぷり入った水と柔らかいラバーマットが
患者さんへの負担を軽減し、
リラクゼーション効果を最大限に発揮します。

慢性的な痛みは多くの場合温めることで緩和されます。
物理療法では温めるのによく赤外線が使われていますが、
赤外線は体の表面で熱が吸収され易く、
皮膚がヒリヒリしがちです。この欠点を解消したのが
「キセノン光線療法」です。
キセノン光は、強いエネルギーを持つ光で、
体の深部を温め、自律神経系の働きを活発にします。
また皮膚のヒリヒリ感がなく患部が温泉に入ったように
温まり痛みをやわらげてくれます。

電気をあて終わってもしばらくは患部の温かさが持続します。
キセノン光線療法は腰・肩・ひざなどの
慢性的な痛みや肩こりに効果があります。

腰椎牽引では、治療に際しては腰殿部の筋を
リラックスさせ、股関節と膝関節を十分に曲げた姿勢で
牽引することが望ましいとされています。
つまり椅子にすわった姿勢が最適であり、
それを可能にしたのがスーパートラック(腰部牽引機器)です。

また、腰痛の患者さんの「仰向けの姿勢をとるのは大変...」
という声も反映し、椅子にすわった姿勢のままで、
牽引治療が行えます。腰の牽引部位の筋の硬さの改善や
間欠牽引によるマッサージ効果、
椎間を開大し圧迫された神経への影響を
やわらげるなどの効果が考えられています。